掲載日:2020.6.26
空がこんなに近く感じる摩耶山掬星台。ここから見える神戸エリア・大阪エリアの眺めはまさに絶景。
ベンチに腰掛けて眺めていると、思わず時間を忘れてしまいそうなくらい美しい景色です。
そして掬星台の魅力はもちろんそれだけではありません。
なんと掬星台からは、この広大な摩耶山・六甲山上エリアを疲れ知らずで、緩やかに散策する方法があるのです。
それが、摩耶山レンタサイクル「マヤチャリ」です!
ママチャリと聞き間違えてしまいそうですが、マヤチャリは機動力満点の電動アシスト式自転車です。
デザインもとってもかわいらしく、いろいろなカラーがあり、わくわく感満載です。
今回は、人気コースの1つ、摩耶山掬星台(摩耶ロープウェー星の駅)から六甲山牧場までの散策コースをご紹介します。
(掬星台~天上寺~穂高湖~杉並木~六甲山牧場)
摩耶山サイクリングマップ(摩耶ビューテラス702(MAYA VIEW TERRACE 702)などで気軽に入手できます。)
(掬星台~天上寺~穂高湖~杉並木~六甲山牧場)
摩耶ビューテラス702(摩耶ロープウェー星の駅直結)2階、monte702にて受付、
マヤチャリをレンタルして、散策へ出発です。
(※レンタル方法等は、記事の最後にまとめてご紹介します。)
掬星台から摩耶山天上寺までは、0.7km。
山道に出ると下り坂が続きます。
3分ほどで、進行方向右側に白い壁と瓦屋根が印象的な建物が見えてきます。
こちらが天上寺の入り口です。(西山門)
長い石段を上がっていくと約5分で天上寺に到着します。
青く澄んだ空、白く整然とした枯山水庭園(摩耶天空之庭)、緑が鮮やかな木々、そこに佇む荘厳な天上寺金堂(本堂)。言葉では言い表せない美しさと感動があります。
摩耶山天上寺のご本尊は、厄除招福の秘仏として信仰されています。また、摩耶夫人尊は、安産と子授け・子育ての守護仏として知られています。そして、金堂(本堂)を正面にして右側の金輪堂には、たくさんの種類のお守りがあります。写真は、「きゅうりお守り」(病気封じ)です。
天上寺を後にして、次の目的地、穂高湖へ向かいます。
車道の為、車の往来にはしっかり気を配りながら進みます。
天上寺から5分ほど、カーブをいくつか通り過ぎると穂高湖の入り口に到着です。
入口に自転車を停めて、少し歩くと右側細い階段が見えてきます。そこを降り、森の中の自然道を奥へと進みます。
3分ほど歩くと、静寂の先に神秘的な穂高湖が広がっています。
長い桟橋がとても印象的な穂高湖。静かな水面に映る森や空が心に安らぎを与えてくれます。
涼しげな森と湖に囲まれて、ゆったりとしたひと時を。
穂高湖で癒された後は、マヤチャリに戻り、雄大な杉並木沿いに更に下って行きます。濃い緑の針葉樹林がとても清々しさを感じさせてくれます。
杉並木が終わるといよいよ六甲山牧場に向かう上り坂です。普通なら自転車では大変ですが、マヤチャリは電動アシスト付き自転車。すいすい楽々、平地のように走れます!
坂道を進むこと約10分、視界に牧草地の風景が現れます。
そしてのどかな羊の鳴き声も聞こえてきました。
六甲山牧場に到着です。マヤチャリのレンタルは基本3時間。時間に余裕のある方は、羊を始め、愛らしい動物たちと是非触れ合ってみて下さい。
※六甲山牧場の羊の関連記事はこちらから↓
https://kobe-rokko.jp/events/786/
「六甲山牧場に羊の赤ちゃんがたくさん生まれています!」
掬星台に戻ってきたら、自転車を降り、受付をしたmonte 702でマヤチャリの返却手続きを。山上サイクリングを終えた休憩に、併設されているCAFE 702で、10種のスパイスと共にじっくり煮込んだ人気No.1のチキンカレーを食べながら素敵な景色を眺めれば、心もおなかも満たされること間違いなしです。
*CAFE702の関連記事はこちらから↓
https://kobe-rokko.jp/events/583/
「コタツに入りながら摩耶山からの絶景を堪能できる!?CAFE 702」
<マヤチャリのレンタル方法>
摩耶ロープウェーの「星の駅」に到着し改札口を出るとすぐ隣にMAYA VIEW TERRACE 702(2階)への階段があります。マヤチャリのレンタルは、MAYA VIEW TERRACE 内のCAFE702(monte702)で受け付けています。
スタッフの方よりレンタルについての注意事項等を受けます。
併せて、書類(1枚)に簡単な必要事項を記入します。
受付は数分で完了!
受付完了後に1階に移動し自転車を選びます。
出発前にサドルの高さ調整、電動アシスト自転車の使い方説明など、スタッフの方がひとつひとつ丁寧に対応してくれます。
事前に簡単!オンライン予約をしたい方はこちらから↓
https://coubic.com/mayasan/552084
<アクセス>
掬星台へ三宮からアクセスするには、神戸市バスの18系統が便利です。バス停「地下鉄三宮駅前」は各線三宮駅からすぐの場所にあります。(駅南側高架下・フラワーロード沿い北向き左側)
また、三宮以外からはJR灘駅前発の坂バスが便利です。詳しくは下記のページの「摩耶ケーブル方面」の欄をご覧下さい。
https://kobe-rokko.jp/access/
※7/1~11/30までは、三宮・新神戸から「摩耶ケーブル下」駅をダイレクトに結ぶ「六甲・摩耶急行バス」も運行中です。運行ダイヤなどは下記ページよりご確認ください。
https://kobe-rokko.jp/news/1032/
24分で摩耶ケーブル駅に到着。
ここから、まやビューラインでケーブルカーとロープウェーを乗り継いで山頂に向かいます。
ケーブルカーとロープウェーの往復チケットは1,560円と、片道ずつ購入する場合(1,800円)に比べて割安です。
ケーブルカーで虹の駅まで移動したら、ロープウェーに乗り換えて山頂へ。
ケーブルカーは赤色と緑色の2タイプ。20分間隔の運行で、乗車時間は約5分。
緑の中を上っていくと、神戸市街と港を見渡す絶景が。
ケーブルカーが駅に到着後、摩耶ロープウェーに乗り換え。「虹の駅」までは徒歩約2、3分。この日はアジサイが満開でした。
摩耶ロープウェーの駅には大きな温度計が設置されていて、虹の駅の気温は約22℃。摩耶ケーブル駅(出発地)の気温26℃に比べてとっても涼しい。
ロープウェーもケーブルカー同様、赤色と緑色の車両があります。赤が「おりひめ」号、そして緑が「ひこぼし」号。乗車中に2台がすれ違い、ふと七夕物語を思い出しました。
星の駅に到着。
星の駅(摩耶山頂)にも温度計があり、この時(午前11時頃)の気温が約20℃。とっても過ごしやすい気候です。
掬星台へと到着です。展望台からの眺望。
monte702は「星の駅」2階です。
<マヤチャリ詳細情報>
・返却/貸出場所:monte702(摩耶ロープウェー星の駅2階)
・貸出範囲:摩耶山掬星台~六甲山牧場
・利用時間
平日 11:00~16:00(火曜定休日)
金土日祝 11:00~18:00
・料金:3時間 1,000円、以降毎時間に100円(保証金1,000円、返却時返金)
・予約:https://coubic.com/mayasan/552084
・問い合わせ:078-882-3580
MAYA VIEW TERRACE 702(CAFE702, monte702)
・公式ページ:https://www.mayasan.jp/mayaviewterace/index.html