摩耶山エリア

❻青谷道

Course No.6

❻青谷道

摩耶山の南側斜面を流れる青谷川に沿った道で、旧摩耶山天上寺への参詣道のひとつ。
現在も毎日登山が行われており地元の方がよく利用されており、登山口から途中までは舗装された道で、歩きやすく木陰の気持ちが良い道が続きます。
谷筋の静かな山道で風情を感じられます。不動の滝を超え上野道の合流地点までは階段が続くので登りごたえがあります。

History

青谷道の由来・歴史

青谷道

平安時代、空海が釈迦の母・摩耶夫人像を唐から持ち帰り、天上寺に安置したことから「摩耶山」と呼ばれるように。修験道の地としてあがめられ、再三火災に遭いながら復興を遂げてきた信仰の山。青谷道は、旧摩耶山天上寺への参詣道のひとつ。

Spot

見どころ・名所

1
馬頭観音尊像

馬頭観音尊像

青谷道の山道入口近くに、飛躍する馬の背に立つ日本最大の馬頭観音尊像。
山門から見上げる場所に鎮座され、はっと息を飲むほどの躍動感。

2
静香園 観光茶園

静香園 観光茶園

神戸で唯一の茶畑。
明治30年頃まで、灘区の原田通りから中央区の割塚通りの一帯は茶畑だったそう。昭和51年にこの青谷で茶畑が復活。山の湧水でいれるお茶でほっこりハイカー達の憩いの場である。

3
大日大聖不動明王 不動滝御禊場

大日大聖不動明王 不動滝御禊場

青い手すりのある橋を渡り、神社の中に入っていくと老婆谷の方に祠があり滝修行の場所が。
静寂な空気が流れる空間で、修験道の地という歴史を感じる。

4
摩耶山 天上寺

摩耶山 天上寺

釈迦の生母で女人守護の仏でもある摩耶夫人を本尊とする。特に安産・子授け・子育ての守護仏として信仰され、「摩耶山」という名の由来であると言われている。
天空の仙郷を象徴した枯山水庭園も見応えがあり、摩耶夫人堂の手前には摩耶夫人が昇天された忉利天の世界と天上界を象徴した「摩耶創生之庭」。
本堂の手前には、法道仙人が天竺より渡来し摩耶山を開創したことをモチーフとした「仙人来朝之庭」を楽しめる。

実際に登られる時は地図やマップアプリなどでルートを確認した上で
安全に山歩きをお楽しみください。

アクセス

登山口へは、神戸市バス2系統「青谷」が最寄り駅!

神戸市バス2系統

地下鉄三宮駅発

JR六甲道発

お帰りは、まやビューライン「星の駅」より摩耶ロープウェー乗車
https://koberope.jp/maya/price