Course No.①
東お多福山~瑞宝寺公園の由来・歴史
六甲唯一の草原の山として有名な東お多福山の山頂付近には、すすきが広がる。戦前にはかやぶき屋根の材料となるすすきを得るために80ha以上のすすき草原が維持されていた。戦後すすきの利用が減り人の手が入らなくなりネザサに占められるようになっていたが、現在は東お多福山草原保全・再生研究会がすすきの保全を目的に管理を行っている。
瑞宝寺公園は有馬温泉の南東部に位置し、かつて栄えた瑞宝寺は1873年廃寺になり山門だけが残る。現在は神戸市の公園として親しまれ秋には2500本の楓が色づき豊臣秀吉がこの風景を見た時に「何度みても飽きない」と褒め称えたといわれ「日暮の庭」との別名があるほど。例年、11月上旬から色づき11月下旬にかけて紅葉の見ごろとなる。
見どころ・名所
東お多福山のすすき
東お多福山の山頂近くには草原があり、秋を感じる景色が広がる。
現在すすき草原の再生に取り組んでいる。
癒しの森
雨ヶ峠から有馬を目指すと癒しの森にたどり着く。有馬へ行く途中に六甲最高峰に立ち寄られる方も多いルート。
瑞宝寺公園
有数の紅葉の名所。太閤秀吉も愛した絶景が広がる。
瑞宝寺山門
かつて瑞宝寺があったが、明治6年に廃寺に。昭和26年に瑞宝寺跡地に瑞宝公園に整備された。
宝公園の入り口近くにあるこの山門は、趣があり紅葉したもみじと一緒に楽しみたい。
実際に登られる時は地図やマップアプリなどでルートを確認した上で
安全に山歩きをお楽しみください。