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神戸市立森林植物園 ~もうすぐ春がやってくる~


2月中、まだまだ氷点下の朝の日もしばしば。この厳しい寒さに耐えて春を待つ六甲山の広大な自然を満喫できる樹木植物園は、神戸の街から車で25分ほどでアクセスできます。初夏のあじさいや秋の紅葉をはじめ、四季折々の魅力ある神戸市立森林植物園の冬の楽しみ方をご紹介!

植物園の正門を入ると、森林展示館があります。

園内だよりなどのチラシやイベント情報が確認できるスポットです。
掲示物の中には、来園者が観察したリアルタイムの園内情報マップがあります。
まずは、最新の情報収集をしてから園内を散策するのがおすすめ!
◇イベント情報◇
牧野富太郎博士に因んだ植物たちin 森林植物園

博士が命名・発見した植物や、博士にゆかりのある植物を集めたボタニカルアート展が開催中です。
開催日:4月6日(日)まで
場所:森林展示館2階

神戸市立森林植物園×株式会社 好日山荘アウトドアギアのレンタルサービス開始
実施日:3月31日(日)まで
対象用具:トレッキングポール(3セット)、アウトドアチェア3脚(※順次追加予定)
利用料金:500円+消費税/日

園内では、好きな場所でアウトドアチェアに腰かけて、野鳥や植物をゆっくり鑑賞するのもおすすめ。

園内は、散策路に山道が続いているので、トレッキングポールは歩行をサポートしてくれる心強い存在。

冬芽観察

園内で観察できる冬芽が、森林展示館横に大集合!
芽には寒い冬を乗り越えるための様々な工夫が。間近に観察できる絶好のチャンス。観察力をつけて園内を巡ろう!

オニグルミ
オニグルミの実は食用にもなり、日本に自生するクルミでは唯一の食用種。
葉痕(ようこん):葉が木の枝から落ちた後が羊の顔に見えることが面白い。口や目、鼻に見えるのは水や養分の通り道。

クロモジ
開花期は早春の3 – 4月。中央の尖がっている葉芽、それを囲む丸い花芽が少しずつ膨らんでいきます。

ロックガーデンには、春の訪れを告げるスプリング エフェメラル(春の妖精)エリアが。
2月初旬には、バイカオウレンの開花が観察されています。植栽されている花々が、これから次々と開花するのが待ち遠しい!

【国際親善の森】
神戸と世界各国の姉妹都市、友好都市提携を記念してつくられたエリア。

(園内マップ)
<天津の森>

蝋梅の開花が始まり、見頃を迎えます。

「素心蝋梅(ソシンロウバイ)」
花全体が黄色になり、梅の花のような香りを楽しめます。

この時期にしか観ることができない冬の木立。
木々の葉はすっかり落ち、幹や枝があらわになって、木々の個性が際立ちます。

神戸市立森林植物園は、鮮やかに彩られる紅葉のシーズンも魅力たっぷりです。
▼紅葉ライトアップの様子
https://kobe-rokko.jp/events/5295/


冬の終わりの今しか出会えない植物を観察しにでかけよう!

神戸市立森林植物園
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/
神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
078-591-0253