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秋の夜長に、紅葉の森で光とアートを楽しむ「ひかりの森 ~夜の芸術散歩~」

神戸の街から少し足をのばすと出会える、光に彩られた夜の森。

秋の六甲山で開催される「ひかりの森 ~夜の芸術散歩~」は、自然とアートが織りなす幻想的なひとときを楽しめる特別なイベントです。昼間とはひと味違う六甲山の魅力を堪能できます。

ひかりの森 〜夜の芸術散歩〜とは

「ひかりの森 ~夜の芸術散歩~」は、神戸六甲ミーツ・アート2025 beyondとあわせて、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園で開催されている、夜のアートイベント。
夕暮れから夜にかけて、光と闇が織りなす幻想的な作品が自然と調和して浮かびあがり、訪れる人に特別な体験をもたらします。参加型アートやライトアップ、映像演出など多彩な展示が五感を刺激する夜を演出します。
日常を離れ、光と自然のあいだで過ごす「夜の芸術散歩」をしてみませんか?

開催概要

会期:2025年9月20日(土)〜11月30日(日)の土日祝
開場時間:17:00〜20:00
会場:ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園
料金:神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond 鑑賞パスポート(昼夜パスもしくは夜パス)が必要です。

ROKKO森の音ミュージアム

ひかりの実 in SIKIガーデン/髙橋匡太

季節ごとに移ろう植物と、耳を澄ませば響く音の展示が彩るSIKIガーデン。そこに今年も《ひかりの実 in SIKIガーデン》がきらめきます。
世界中の子どもたちが、大切な人を想って描いた「笑顔」は、一つひとつに物語を秘めて光を放ち、夜の森に色とりどりの実を結びます。《ひかりの実》に包まれた小径を散歩したり、ベンチに腰かけて静かな夜をゆったり過ごしたり。幻想的で心あたたまる夜が待っています。

森のCaféは、「ひかりの森 〜夜の芸術散歩〜」が開催中の土日祝は17:00~19:00も営業しています。《ひかりの実》を眺めながら、温かいドリンクやフードも楽しめます。※17:00以降のご滞在には別途、神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond 鑑賞パスポート(昼夜パスもしくは夜パス)が必要です。

懐と海(カイトカイ)/鍵井靖章

山の中にいるはずなのに、不思議と海の中に迷い込んだような気持ちにさせてくれる――そんなプロジェクションマッピング作品が、「ひかりの森 ~夜の芸術散歩~」に初登場しました。
水中写真家・鍵井靖章さんが世界の海でとらえた映像が、ROKKO森の音ミュージアムに広がります。

カラフルにきらめく魚の群れ、ゆったりと泳ぐウミガメ、ふわりと漂うクラゲたち…。映し出される生命の姿に包まれると、自然と心がやわらぎ、穏やかな気持ちへと導かれていきます。

六甲高山植物園

DANDELION PROJECT/村松亮太郎/NAKED, INC.

タンポポのアートオブジェ《DANDELION》にそっと息を吹きかけると、六甲高山植物園に咲くチングルマ、ニッコウキスゲなどをモチーフにしたビジュアル演出が周囲に広がります。

この《DANDELION PROJECT》は、これまでシンガポールやパリ、京都をはじめ世界各地で展開されてきました。デジタルの綿毛が平和の願いとともに世界へ飛び立ち、また別の地で花を咲かせる――そんなつながりを生み出すアートプロジェクトです。あなたもその輪に加わり、光と平和を届けてみませんか。

紅葉ライトアップ

10月中旬から11月中旬にかけて、六甲山上は鮮やかな紅葉に包まれる見込みです。

「ひかりの森 ~夜の芸術散歩~」の開催日時限定で、ROKKO森の音ミュージアムや六甲高山植物園の木々がライトアップされ、夜の森が光と色彩に染まります。

アート作品の幻想的な輝きと、紅葉のきらめきが重なりあうひとときは、この時期にしか味わえない特別な体験。
秋の夜を彩る奇跡のコラボレーションを、ぜひご覧ください。

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