Course No.2
金鳥山の由来・歴史
保久良神社は東六甲、金鳥山の中腹、保久良山頂にあり、須佐之男神、大歳御祖神、大国主命、椎根津彦命を祭祀にしている。境内より紀元前弥生式土器が出土し、古代祭祀遺跡地としての磐座、磐鏡が現存。保久良梅林は2月末より3月上旬が見ごろ。
見どころ・名所
灘の一つ火
保久良神社の鳥居前にある石燈龍は灘の一つ火として有名。
古事記には、軍船を率いた神武天皇が航路を見失った際、椎根津彦命が案内を申し出た話も記されている。村民の生活向上のために火力の普及を進め、同神社にかがり火をたいて海上交通の安全を図った。これが一つ火の始まりで、現在は自動点灯の電灯となっているが、今もなお神戸の街と海を優しく包む灯である。
磐座 立岩
保久良神社の敷地内にある磐座は「立岩」と呼ばれ神様に祈るために人々が立て起こした祈願岩の一つ。社務所の裏にも大きな岩があり「神生岩」とよばれている。神社周辺にも巨石があり、古代の人々が祈願した神聖な場所とされている。
金鳥山頂上
金鳥山の頂上へは、階段が続く。
保久良神社からの眺望とはまた違う景色が広がる。
岡本八幡神社
地元の方や、保久良神社・金鳥山へ向かうハイカーが訪れるスポット。
近くには「岡本梅林公園」があり、梅が咲く季節がおすすめ。
実際に登られる時は地図やマップアプリなどでルートを確認した上で
安全に山歩きをお楽しみください。
アクセス
阪急電鉄
お帰りは、阪急電鉄「岡本駅」から
https://www.hankyu.co.jp/station/html/HK-11_ko_2_w.html/