Course No.3
雄岡山・雌岡山(おっこさん・めっこさん)の由来・歴史
ふるさと兵庫100山である雄岡山と雌岡山は、ほぼ同じ標高と形状で対をなすように東西に並んでいるが、太古より遠くから見るとその様子が子牛の角のようにも見えたことから、雄牛、雌牛と呼ばれることがあった。神話では、夫婦の神と言われている。雌岡山には、神出神社があり素盞嗚命(スサノオノミコト)・奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)の二神がこの雌岡山に降臨して農耕を指導推奨し民の生活が安定したことや、この二神の間に多くの神が生まれたことにより、この地を「神出(かんで)」といわれるようになった。
見どころ・名所
日本標準時子午線表示柱
神出中学校の隣には、日本標準時子午線表示柱がある。この柱の横には神出神社本来の鳥居と赤土の参道が残っている。
神出神社
雌岡山の山頂に鎮座されている神出神社。地元の方が毎日登山をされており、朝6:30からはラジオ体操が行われている。
眺望
神戸のビューポイントが見える針の穴からは、明石海峡大橋も。
神出神社社殿の前にある展望台からの絶景を観に地元の方が集う。展望台にあるベンチで読書をしたり、景色を眺めたり思い思いの時間を過ごす。
雄岡山頂上
雄岡山の頂上から絶景を望む。西側には播州平野が広がる。
実際に登られる時は地図やマップアプリなどでルートを確認した上で
安全に山歩きをお楽しみください。
アクセス
市営地下鉄西神中央駅 神姫バス82系統
JR明石駅 神姫バス36系統
お帰りは神戸電鉄「緑が丘駅」から
https://www.shintetsu.co.jp/railway/timetbl/img/220312/midorigaoka.pdf