神戸の山でする?

#07 歴史・アート

自然体感展望台
六甲枝垂れ

滞在時間

2時間

六甲山上バス
「ガーデンテラス」下車すぐ

六甲山のランドマーク。
春夏秋冬の季節の移り変わりを体感できるスポットへ!

自然体感展望台 六甲枝垂れ

2010年7月にオープンした自然体感展望台 六甲枝垂れ。現在は、神戸六甲ミーツアートから独立して、春から秋にかけて「シダレミュージアム」が開催されている。自然体感展望台 六甲枝垂れまで向かう道中には、アート作品を鑑賞できる楽しさも。

アート:体験型作品

神戸六甲ミーツアートに先駆けて、「シダレミュージアム」が開催されている。

「杉山兄弟のジャンボ玉広場」は常設展示です。
見て・聴いて・触って写真を撮って、大人から子どもまで楽しめる体験型アート。

ひだまりの展望所は、太陽の光を集めて冬でも温かい。季節によっては、日影ができることも。冬に直射日光が長く差し込むように考えられてデザインされている。(2024年開催の様子)

展望台からの眺望やアート作品も楽しめ、毎年違う作品に出会える。(2024年開催の様子)

眺望

六甲枝垂れは六甲山上で最も標高の高い展望台。最大標高888mからのパノラマビューは淡路島から大阪平野、関西国際空港まで及び、夜には「1,000万ドルの夜景」へと変貌を遂げる。

自然循環の仕組みや六甲山の歴史をヒントに、自然そのものをアートとして体感できる展望台として建築家・三分一博志氏が設計。特徴的なドーム型の展望台は山上に立つ一本の大きな樹をイメージして建てられている。

自然を体感できるデザイン

水、空気、そして太陽の動きを体感できるよう、計算された建築デザインが随所に取り入れられている。自然と調和しながらも、ダイナミックな景観を際立たせる構造が特徴。

さらに、北側の枝と南側の枝の太さを変えることで、北から吹く風が南へ吹き抜けやすい工夫がされている。また、枝を上部に多く配置し、夏の時期には日陰を作ることで快適な環境を提供するデザインとなっている。

体験型アート作品のブランコの横には、空気の取り入れ口が。

体験型アート作品のブランコの横には、空気の取り入れ口が。

展望台地下の氷室に風を送り込んで空気を冷却。その冷気を展望台の幹にあたる「風室(ふうしつ)」に送り込みベンチのヒジ置き部分のところから風が流れる仕組み。

展望台地下の氷室に風を送り込んで空気を冷却。その冷気を展望台の幹にあたる「風室(ふうしつ)」に送り込みベンチのヒジ置き部分のところから風が流れる仕組み。

氷棚

毎年、1年を通して一番寒い「大寒の日」に氷の切り出しを行う。氷は最深部にある貯蔵庫で夏まで保管する。

氷棚が白色の石の理由は、太陽光の反射による温度調整を目的としている。触れるとひんやりとしていて、筋になっているのは、氷を切り出した痕。

夏には、電力を一切使わない冷風体験ができる。おおよそ24℃をキープして風の流れは円を描き上昇し、気化熱で部屋の温度を一定に保つ。

ベンチに腰をかけて上を見上げると太陽の光を感じることができる。

山の展望所

山の展望所は、洞窟をイメージして壁や石をむき出しに造られている。
山の景色が広がる北側に面しており、吹き抜けになっているため、まるで1枚の絵のよう。
新緑や紅葉など季節ごとの景色を楽しめる。冬にはウッドデッキから水が垂れて、氷柱を作り出し幻想的な景色となる。

ガイドツアー

約20分で場内を回り、展望台の仕組みをスタッフが分かりやすくご紹介!
入場料のみで気軽に参加できるので開催時間を入場時に確認しよう。

Lightscape in Rokko しょくぶつのあかり

夜間営業時には、六甲枝垂れにてライトアップアーティスト・伏見雅之によるライトアッププログラムを開催!
六甲山に生育する植物をモチーフにした、柔らかく幻想的な光のショー。さらに、六甲山から望む「1000万ドルの夜景」とのコラボレーションで、特別な夜を。

自然体感展望台
六甲枝垂れ

https://www.rokkosan.com/gt/shidare/

入 場 料

大人(中学生以上)1,000円

小人(4歳〜小学生)500円

※3歳以下のお子様は無料

※障がい者手帳またはミライロIDのご提示で割引あり

施設情報 

神戸市灘区六甲山町五介山1877−9
078-894-2281

ACCESS アクセス
六甲枝垂れは
六甲山上バス「ガーデンテラス」が最寄り駅!

https://www.rokkocable.com/information/

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