六甲山上バス
「アスレチックパーク GREENIA」より徒歩10分
六甲山の隠れパワースポット!
六甲比命大善神社
荘厳な磐座(いわくら)をご神体とし、7世紀にインドから渡来した法道仙人が創建した吉祥院多聞寺(神戸市北区唐櫃)の奥の院とされている。磐座は神が宿るとされる石で、神道では神を招いて祭りを行う神座として崇敬されている。御祭神の瀬織津姫(せおりつひめ)は、水の神・祓いの神、はたまた、ウサギや龍の化身とも言われている。
六甲比命大善神社の巨岩
心経岩から道なりに進んでいくと世界最大級・世界最古級ともいわれるウサギ型の神の磐座が。
ウサギが左側を向いているように見える。
雲ヶ岩(くもがいわ)
法道仙人がこの地で修行中、紫色の雲に乗った毘沙門天がこの岩の上に現れたと伝わる。
当初は、紫雲賀岩(しうんがいわ)と呼ばれていたが、のちに略されて雲ヶ岩になったと言われている。
仰臥岩(ぎょうがいわ)
仰臥岩は、岩が組み合わさった特徴的な形をしており、表面は平らな岩石。この仰臥岩の上で神降ろしが行われていたのか、神にささげる舞が奉納されていたのかなど、さまざまな歴史や伝説に思いを馳せることができる、まさに神聖な雰囲気に包まれた場所。
石碑
仰臥岩の前には八大龍王祠と、花山法皇・熊野権現・仏眼上人連名の石碑が並ぶ。
八大龍王祠は、仏教における八大龍王を祀る神聖な場所。また、花山法皇は西国三十三所巡礼を広めたことで知られ、熊野権現は熊野那智大社などで信仰される神、そして仏眼上人は花山法皇の弟子として巡礼の普及に尽力したと伝えられている。
これらの歴史的人物や神々の名が連なる石碑は、信仰の深い歴史や文化的背景を示す重要な遺産といえる。
ルート
六甲比命大善神社に向かうルートは2つ。
1つ目はGREENIA/六甲山スノーパークの駐車場から徒歩5分ほどの位置にある。道沿いに進むと心経岩があり、そこからさらに登ると仰臥岩にたどり着くルート。途中、急な階段があるので、健脚の人向けのルート。
もう1つのルートは、バス道の脇道を入り、山道を下る。