Course No.3
シュラインロードの
歴史・由来
シュラインロードはかつて、「六甲越」と呼ばれた険阻な道で野盗や化け物が出る恐ろしい道であったよう。このため、犠牲になった人の供養や道中の無事を祈る為に、文政年間に西国三十三カ所になぞらえた33体の石仏が寄進された。番外の石仏が4体あり、全部で37体の石仏が山道にある。1番から8番と番外の9体の石仏は、ドライブウェイの工事の為に元々設置されていた箇所から移設された。この9体の石仏は「九体仏」と呼ばれ、シュラインロードの見どころの1つになっている。
見どころ・名所
行者堂
トタンで造られた小屋の奥にある祠には、前鬼・後鬼・役行者と不動明王が祀られている。
石鳥居
シュラインロードが終わると登山口正面に石鳥居が。有馬口へと続く道の道標。
猪ノ鼻滝
勢いよく流れる迫力満点の水の流れや音を近くで感じられるスポット。猪ノ鼻小橋からの眺望もおすすめ!
下唐櫃山王神社
創建年月は不詳であるが、源義経が、一の谷の戦勝を祈願して、弓矢を奉納した。また、建武動乱のおりには、赤松則村・則祐が戦勝を祈願して金幣等を奉納したとの伝承が。シュラインロードから神鉄有馬口駅までは、しばらくのどかな林道歩き住宅街にでる。道中は歴史や自然に触れられ、舗装されたなだらかな勾配の道で歩きやすくおすすめのルート。
実際に登られる時は地図やマップアプリなどでルートを確認した上で
安全に山歩きをお楽しみください。
アクセス
六甲・摩耶スカイシャトルバス
お帰りは、有馬口から神戸電鉄に乗車できます。