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Course No. ①
山麓リボンの道(東部)の
由来・歴史
御影山手、住吉山手には御影石を使った石垣や塀が多く残る。有馬温泉に至る街道の名称を有馬道といい、有馬道の石碑があり、有馬道商店街が山手幹線まで続いている。六甲山麓には江戸時代から沢山の水車が廻っていた。特に住吉川流域には88基もの水車が廻り、灯油の油搾り、製粉、酒米の精米など灘の酒造りを支えていた。
スタート
Spot 1
石屋川公園
六甲山から切り出された御影石を加工する石材屋が川沿いに軒を連ねたことから、石屋川と名づけられた。 石屋川は灘区と東灘区の境界となっており、山麓から河口までの距離が極めて短い急流で、中流域は天井川となっている。 川沿いに遊歩道や公園が整備され、石屋川沿いは松並木が続いている。
その他の見どころ
御影公会堂前
・建設された1933年(昭和8年)当時の雰囲気を蘇らせて、耐震補強改修を終えた。
・国の登録有形文化財に登録されており、現在集会施設として使用されている。
・食堂が地下1階にあり建設当初からの老舗の洋食屋にも立ち寄れる。
Spot 2
深田池公園
敷地のほとんどを池が占めており、桜や紅葉の四季を感じることができる風情ある公園。
池の周りにベンチがあり、見晴らしがよく地元の人の憩いの場となっている。阪急御影駅から近く、バス道に面しているので訪れやすい。
その他の見どころ
若宮八幡宮神社
・応神天皇を主祭神とする。
・1995年の阪神淡路大震災後、いち早く本殿・神門・透塀を新築し、石鳥居新建・斜面石積工事など立派な神域づくりが進められた。
Spot 3
柿の木地蔵
嘉永6年(1854年)に切り出した御影石や、水車小屋からの米を運んだ牛車が行き来する混雑した道だったよう。交通安全を祈って建てられ、今も地域の安全を見守る。現在の地蔵は大正10年に地元の人が再建したもので、台座はもとのもの。長くこの地でまつられている。
その他の見どころ
白鶴美術館
・嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館。
・東洋の宮殿を思わせる本館では、中国古代青銅器、銀器、鏡や陶磁器など世界的な一級品を中心に展示。
・開館当時の姿を残す昭和の名建築。
Spot 4
灘目の水車
住吉川流域には、江戸時代から水車小屋が多く立ち並び、油絞りや製粉、酒造りのための精米に使われてきた。
最盛期には100基近くあった水車をしのび、水車と水路のある親水空間として整備された。大小2基あり、それぞれ「山田太郎車・次郎車」という愛称がつけられている。
その他の見どころ
弓弦羽神社
・厄除け開運・家内安全・交通安全守護・勝利・縁結びのご利益があるパワースポット。
ゴール